ふてぐみんのぶろぐ

日々の感じたこと、過去の出来事で発信したいことを書く。

コミュニティに参加しにくくなる原因と解決策~少数派の視点から~

こんにちは、ふてぐみんです。

 

1年半前に書いたブログは女性エンジニアの人に「わかる」と共感を得た部分があったようですが改めてスタンスを書きます。

 

登壇するときに気を付けたいこと

https://hutegumin.hatenablog.com/entry/2018/10/30/215939

 

IT業界の勉強会に限らず、何かのコミュニティに参加しようとすると様々なハードルが立ちはだかります。

私の属性でいうと女性で20代で東京ではない地方の大阪です。(よくアンケートにある項目ね)

 

【私の視点でのハードル】

・女性

  1. 会場に行くとグループワークで腫物扱いされる
  2. 目を見て話ししてくれない、そもそも話してくれない(異性と慣れてないなんていうけど、こちらからしたらほぼ異性と話す日々だから扱いなれているのに)
  3. 女性というだけで連絡先をむやみに交換しようという人がいる
  4. 肩をたたく手を触れることを平気でする人がいる
  5. 「女性だから~」と先入観で言われるから発言しにくい(言い返すと雰囲気悪くなるし、愛想笑いで流すの疲れるんだよ!)
  6. 勉強会の会場からはなれても執拗に食事やお酒に誘われる

 

・地方

  1. 移動時間や交通費および宿泊費。
  2. 選択肢が少ない

 

【今回のコロナの影響】

よかったこと

・オンライン開催だから地方からでもコスト(時間・交通費・宿泊費)をかけずに通信料と手元のデバイスで参加できる

・オンライン開催だから執拗に触られることも絡まれることもない

 

わるかったこと

・オフラインならではの人との交流(興味のあるグループに混ざったり、だれだれさん紹介しますよ等)がない

 

【出会いの場としてのコミュニティ】

中学校・高等学校や高等専門学校・専門学校・大学などとは違い、働き始めると仕事が中心になり出会いの場は限られているのはわかります。

 コミュニティはあくまできっかけであって、〇〇について学びたい・〇〇をしている人と交流したいひとの邪魔してはいけないのです。あなたがよくても相手が不快に思うと二度とそのコミュニティにこなくなります。主催者側からしても損失です。

 勉強会やコミュニティのイベントの場での人と人とのつながりは、貴重でそこで培った人脈で生活もより充実したものとなると思います。だからこそ相手にも自分にもそれだけでなくコミュニティにも損失を与えないような行動が求められます。

 

【相手への配慮を忘れずに】

 勉強会やコミュニティで出会った人に対して、今後も連絡を取りたい情報交換をしたいといった気持ちになることは少なくありません。そのときはいきなり連絡先を交換しようとするのではなく、相手が断れるかたちで連絡先を交換しましょう。相手はあなたと連絡を取りたいと必ずしも思っているわけではないのです。

 やってはいけないこととして、LINEを教えて、Twitterを教えてなどです。これは言い方が問題で「LINEしていますか?」「Twitterをしていますか?」ときくと、教えたくなければ「LINEをしていないんですよ」「Twitterをしていないんですよ」と答えやすいのです。

 ここからは個人の観測範囲ですが、女性から女性だと「今後も交流したいのでよろしければ連絡先を交換しませんか」などと断りやすい言い方に対して、男性から女性だと「連絡先交換してください」などと断りにくい言い方になっている傾向があります。スマートなかたは男性でも女性でも「こちらが私の連絡先なのでよろしければご連絡ください」とSNSのアカウントの所在や名刺をいただくことも。

 ここに書いたような配慮は仕事上していますよね?それをなぜ仕事以外の場所でできないのでしょうか、不思議でたまりません。ビジネスマナーでも習うはずです。具体的にいうと相手が決めやすいように日時を提案する、相手が断れるような逃げ道をつくりつつ提案するなどです。

 そのほかにも、顔出し禁止の人の写真をアップロードする、許可を得ずに「だれだれさんとなになにした」とつぶやくことはやめましょう。相手がネットストーカーに悩んでいる人かもしれません。つぶやいていいですか?ときくか個人を特定されない投稿内容にしましょう。

 そして、迷惑行為や違反行為を見つけた際には、周りの人も傍観者にならず何かあったときは通報者になったり仲介者になりましょう。

 

以上、改めて書きました。あえてルールのように示さなかったのはルールで縛ると自由な活動ができなくなり制限が掛かるからです、それは避けたいですよね。

コミュニティや勉強会との距離は人それぞれだと思いますが、参加のしやすさまた参加したいと思えるように人と人との距離は取っていきましょう。